コーヒー3杯

紙の日記が苦手だから。

戦場にかける橋(1957年/アメリカ)

仕事がひと段落したので、早めに帰宅し映画を。
タイトルそのままに、戦場にかける橋をめぐるお話。

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もう50年以上前の映画だけれど、観ていて一番に思うことは映画の中に流れる時間がとても豊かだということ。
映画の中を流れるスピードは最近のものとあまり変わらないけれど、1シーンにかける時間が長い。
ひとつひとつのカットに余裕がある。余韻がある。
映画の空気が気持ちよくて、ずっと観ていたい、浸っていたい気持ちになる。

戦争の中に潜む、正義と狂気は紙一重。
戦場の戦闘シーンではなく、戦時下の橋建設の場でその真理を描いたところがすごい。

戦場にかける橋
1957年/イギリス=アメリカ
原題:The Bridge on The River Kwai
監督:デヴィッド・リーン
出演:ウィリアム・ホールデンアレック・ギネス、ジャック・ホーキンス、早川雪洲