ネットワーク(1976年/アメリカ)
テレビの視聴率に振り回される、テレビマン達の悲劇。もしくはブラックジョーク。
テレビ、というよりテレビを囲む人たちが化け物。
狂気と紙一重なのだけれど、すごく面白い。
自分は女だからか、紅一点のダイアナばっかり追いかけちゃった。
ダイアナは始めっからスピード違反な飛ばし方。口を出てくるのは常に仕事の話で観てるこっちも圧迫される。
この圧倒さを際立たせた演出にあっぱれ。
最後のマックスとの別れ際、動揺を隠せずコーヒーカップが震えて持てない場面は、彼女の心情が表れてて一番良かった。
ダイアナの眉毛の細さも気になっちゃって。顔の上に線が2本。
マックスは見覚えあるーと思ったら、ウィリアム・ホールデン。
「戦場にかける橋」ね。あのときに比べると、落ち着いた役。
監督はシドニー・ルメット。こちらも「キングの報酬」の監督。
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ネットワーク
1976年/アメリカ
原題:Network
監督:シドニー・ルメット
出演:フェイ・ダナウェイ、ウィリアム・ホールデン、ピーター・フィンチ