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コーヒー3杯

紙の日記が苦手だから。

アントニオ・タブッキが死んだ

アントニオ・タブッキ氏(イタリアの作家)25日、ポルトガルの首都リスボンで死去、68歳。DPA通信が伝えた。がんを患っていたという。
アントニオ・タブッキ氏が死去 イタリアの作家 :日本経済新聞


アントニオ・タブッキを私に教えてくれたのは、須賀敦子だった。
彼女の著作にたびたび出てくるので、軽い気持ちで実家近くの図書館で、タブッキの本を手に取った。
それがはじまり。
彼の書く文章は、無駄なものがそぎ落とされて結晶みたい。
伝えられる字面の粒子が細かくて、物語に静かな緊張感が張り詰める。
読んだ瞬間、虜になった。

私が読んだことのあるのは、次の5冊。
特に、「供述によると、ペレイラは・・・」がおすすめ。

島とクジラと女をめぐる断片

島とクジラと女をめぐる断片

供述によるとペレイラは… (白水Uブックス―海外小説の誘惑)

供述によるとペレイラは… (白水Uブックス―海外小説の誘惑)

イタリア広場

イタリア広場

逆さまゲーム (白水Uブックス―海外小説の誘惑)

逆さまゲーム (白水Uブックス―海外小説の誘惑)

遠い水平線 (白水Uブックス―海外小説の誘惑)

遠い水平線 (白水Uブックス―海外小説の誘惑)


日本での最新刊。ジュンク堂新宿店に売ってた。私は、まだ読んでいない。
時は老いをいそぐ

時は老いをいそぐ

68歳。まだまだ、だった。 いつか、彼の作品に出ていた空気を吸いにポルトガルに行きたい。 合掌。