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コーヒー3杯

紙の日記が苦手だから。

月の輝く夜に(1987/アメリカ)

80年代後半のニューヨーク。
この映画独特のものかもしれないけど、ニューヨークの街に人間味あふれる余裕があって印象的。

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ロレッタ役のシェールの前髪には白髪が混じる。地味な服装だけど、無駄がなくスリムな体型。ヒールでさっそうと歩く姿がカッコいい。気取らないニューヨークの街とマッチして、ただただ唸るしかない。
シェールって私この作品観るまで知らなかったんだけど、まさか本業が歌手だとは思わなかった。彼女目鼻立ちがはっきりしてて、強い顔。思わず見とれる。でも笑うと眉は下がる。チャーミング!

ただ、話にはいまいち乗り切れず。
ロレッタが婚約してたジョニーと恋に落ちた相手のロニーが私にとってはあまり魅力的じゃないのと、ロレッタとロニーとの馴れ初めにうまく納得できなかった。残念。
でも、ロレッタがロニーとの約束のため、髪を染め、服を買い、綺麗になっていく過程は無茶苦茶共感した。
あと他に良かったのは、ロレッタのお母さんと大学教授のくだりかな。大人の二人が寂しさを慰めあうようなシーンが切なくて、胸がぎゅっとなる。寂しさを思わず再認識してしまいそうな瞬間がある。でも大人な二人は大人な対応で心を通わせるところが良い。ジョニーに対して愛のないロレッタとは大違い・・・。

出てくる大人たちは色々あれど、シェールのカッコよさを拝むだけでも、一見の価値あり。
イタリア系アメリカ人のホームドラマとしても楽しめる、かも。

月の輝く夜に
1987年/アメリカ
原題:MOONSTRUCK
監督:ノーマン・ジュイソン
出演:シェール、ニコラス・ケイジ