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コーヒー3杯

紙の日記が苦手だから。

ロング・グッド・バイ | レイモンド・チャンドラー(早川書房)

「ロング・グッド・バイ」= 「長いお別れ」。
村上春樹にハマった高校時代に読んだ作品群のなかに、この本の名前があった気がする。
てか、彼の大好きな作品の一つだったはず。

ロング・グッドバイ

ロング・グッドバイ

村上作品からはもうしばらく遠ざかっていて、ここ10年で新しく出た作品は読んでない。
自分と彼の書く作品の感覚が、だいぶ違ってしまっているから。
この作品を手に取ったのは、少し骨太なアメリカ小説が読みたかったから。

話は面白い。
それでも、読み進めるのに実は半年ほどかかっていて、数ページ読んで頓挫、を繰り返してようやく読み終えた。
ことあるごとに色んな比喩が入っていて、その比喩の量も膨大だけど、村上春樹の書いた作品を連想してしまって、うんざりして読み進められない。文章はもちろんレイモンドが書いたものなんだけど、たぶんあの比喩の連鎖は、村上の作風に影響を与えてて、書き方がそっくり。
別の訳者に当たれば、もっと別の読み方ができるのかな?

レイモンドの作品を読んだ、というよりは私にとって村上春樹を読んだような感じになってしまった。