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コーヒー3杯

紙の日記が苦手だから。

黄金の夢の歌 | 津島佑子(講談社)

津島佑子って太宰治の娘なのか。読了するまで知らなかった。

マナスの歌に導かれるように、キルギスと中国の内モンゴル自治区を旅したひと夏の記憶。
大陸に刻まれた歴史の重みに圧倒されながらも、自分の胸を強く打ったのは、著者が時折垣間見せる遠い日の思い出とか、旅の同行者それぞれが抱える現在進行形の人生の方だったりする。
非現実を連れてくる旅、というのは嫌がおうにも自分を内省させる。
わたしもその旅にページをめくりながら同行して、現在暮らしているキルギスという大地に思いを馳せた。

黄金の夢の歌 (100周年書き下ろし)

黄金の夢の歌 (100周年書き下ろし)