コーヒー3杯

紙の日記が苦手だから。

2013-03-01から1ヶ月間の記事一覧

扉をたたく人(2008年/アメリカ)

ポスターやDVDパッケージに映っているのは、地下鉄でジャンベをたたく初老の男。 「扉をたたく人」という邦題と、このジャケット写真で、まさか不法移民をテーマにした作品だなんて誰が思う。 9.11後に厳しくなったアメリカの移民規制。 とくにイスラム圏出…

風と共に去りぬ(1939年/アメリカ)

誰もが知る不朽の名作。この映画のスケールの大きさは現在の映画作品に見劣りしない。 語られるストーリーの壮大さ、そしてスカーレットのとんでもない個性に圧倒された。 4時間は長くない。 物語も何も知らず、この作品を観る前は、スカーレットは利発で聡…

桐島、部活やめるってよ(2012年/日本)

神木くんが出てなかったら、手に取らなかったな。 でも観てみたら、神木くん、どうでも良くなっちゃったな。 この作品、主役は神木君じゃないね。 桐島くんという男の子が部活をやめた、ただそれだけのことをキーに、男子同士のじゃれ合いや、女子同士のなれ…

リトル・ダンサー(2000年/イギリス)

日本では2001年に公開されて、その年の話題作となった作品。 ダンス映画ということで少し敬遠してたんだけど、大ヒットとなった理由は観ればわかった。 10年も観ずにいた自分は勿体ないな。 ビリーの家には強権的な父親と高圧的な兄、そして少し呆けた祖母。…

おおかみこどもの雨と雪(2012年/日本)

細田守監督の「時をかける少女」は観たことがあるんだけど、実はそれほどのインパクトを私は持たなくて。 「サマーウォーズ」をスキップしてるので、彼の作品を観るのは「時をかける少女」に次いで2作品目です。 おおかみこどもの雨と雪(本編1枚+特典ディス…

春の嵐吹きすさび、訃報が届く

梅本先生、死去のしらせが飛び込んできた。 急な知らせで本当に驚いた。 私はマルチの学生ではなかったけれど、先生の映画授業を受けていた。 ゼミではまた違ったのかもしれないけど、授業は厳しかったよね。 授業で観た映画は、今でも鮮明に覚えてる。

トイレット(2010年/日本 )

荻上直子監督の作品を観るのは何作目かと数えてみたらば、「バーバー吉野」「かもめ食堂」に続き、3作品目。 作品の中に漂う空気感は変わらないけど、作風がどんどん洗練されていきますね。 兄弟は、もたいまさこ演じるバーチャンを「バーチャン」と呼ぶ。こ…

男はつらいよ(1969年/日本)

「男はつらいよ」をはじめて観て、誰もが知ってる「寅さん」をはじめて体感した。 序盤、寅さんの田舎者丸出しのインチキ臭い、すさまじい低俗さ・図々しさに目を覆いたくなる。 でも次第に、愛嬌のある笑顔と暑苦しいまでの人情臭さ、豪快さと裏腹な小心物…

いい日じゃなかった

建築会社とは案の定相容れず。 彼らのあのぶしつけな態度には慣れがある。 施工ミスは、そこらへんに転がってるほどよくある話なんだろうか。 悔しくてキーッてなったけど、時間が立ったら落ち着いた。 NHK「ドラクロワ」でスペインで働く女たちの特集してた…