コーヒー3杯

紙の日記が苦手だから。

2015-04-01から1ヶ月間の記事一覧

明日泣く | 色川武大(講談社文庫)

全体的に切なさと一緒に爽やかな明るさがあって、ああ昭和だなと思う。 昭和の終わりころのバブル崩壊前後の小説やドラマとかって、妙な明るさがあっていいなとよく思う。 追い込まれたひっ迫感がない。完全終了の残酷さもない。 明日泣く (講談社文庫)作者:…

光と音失った女子大生の記録

以前TBSのドキュメンタリーを見てから気になっていた、聴覚と視覚を失った女性の近況が朝日新聞に載っていた。 本を出したようだ。 手のひらから広がる未来 ヘレン・ケラーになった女子大生作者: 荒美有紀出版社/メーカー: 朝日新聞出版発売日: 2015/03/26メ…

中央アジアの草原にて

昨日の夜、友人とお酒を飲みながら、たまたまボロディンの話がでた。 久しぶりに聞きたくなって、朝からボロディンを聞いている。 自分が一番好きな曲は、この「中央アジアの草原にて」。 大学時代から何度となく聞いているのに、いつ聞いても強く切ない思い…

長島圭一郎、引退

スピードスケートの長島圭一郎が引退した。 スケート長島圭一郎が引退 バンクーバー銀、若手育成へ:朝日新聞デジタルdigital.asahi.com 私と同い年という以外は特に共通点も無かったし、スピードスケートに関していえば同郷の加藤条治を応援していた私。 で…

黄金の夢の歌 | 津島佑子(講談社)

津島佑子って太宰治の娘なのか。読了するまで知らなかった。 マナスの歌に導かれるように、キルギスと中国の内モンゴル自治区を旅したひと夏の記憶。 大陸に刻まれた歴史の重みに圧倒されながらも、自分の胸を強く打ったのは、著者が時折垣間見せる遠い日の…

プラ子さんのこと

プラ子さんのことを初めて知ったのは、確かテレビ東京の番組だったんじゃなかったかな。 確か、プラ子さんのご両親が海外放浪したまま数年間帰ってこない娘に会いたい、ってお願いする内容の番組だったと記憶してる。そして、お願いされたタレントが、プラ子…

NHK地方発ドキュメンタリー「彼女たちの出産~2013ある母子寮の日々~」

もうこんな時間。 寝なきゃいけないのに、帰宅後うっかり3時間もうたた寝してしまって、今寝れない。 2年前、こんなふうに眠れなかった深夜、この番組見た。 youtubeで探すとあるんだから、今の時代は本当に便利。 今も内容は強烈に覚えてる。 番組が構成の…