コーヒー3杯

紙の日記が苦手だから。

2016-05-01から1ヶ月間の記事一覧

楽園のカンヴァス | 原田マハ(新潮社)

面白い小説ってはじめの数ページでわかるもんで、この小説ももう最初から面白い予感がひしひしとあって、時間を見つけて一気に読んだ。 楽園のカンヴァス作者: 原田マハ出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2012/01メディア: ハードカバー購入: 2人 クリック: 60…

夜更けの独り言

WEBに日記(というほど毎日書いてないし、最近は日記でもないけど)をつけるようになって、今年で10年。形を変え、場所を替え、細々と続けてきた。 はじめははてなダイアリー、その後WordPressに移って、またはてなに戻ってきた。でも今度は、はてなブログで…

熊の敷石 | 堀江敏幸(新潮社)

この一冊は何度か読んでるけど、いつも内容を忘れちゃう。思い出すために何度も手に取って、また忘れることの繰り返し。芥川賞をとった表題作はじめ、収められている三篇は実は私にはピンと来てない。それでも手放さないのは、堀江敏幸の作品だからかな。彼…

アヒルと鴨のコインロッカー | 伊坂幸太郎(創元推理文庫)

映画になったのは覚えてる。映画は結構話題になって、原作があるのを知ったのは少し後だった。アヒルと鴨のコインロッカー (創元推理文庫)作者: 伊坂幸太郎出版社/メーカー: 東京創元社発売日: 2006/12/21メディア: 文庫購入: 25人 クリック: 310回この商品…

生きながら火に焼かれて | スアド(ソニー・マガジンズ)

この本の存在は知っていた。たぶん、2004年くらいに店頭にこの本が並び始めたときから。 でも、手に取ることはなかった。「名誉の殺人」の実際のところを知る勇気と、それを受け止める勇気が私にはなかったから。生きながら火に焼かれて作者: スアド,Souad,…

断捨離

ここ数年、EvernoteやTwitter、Tumblrなどに沢山のお気に入りやスクラップを集めまくってたけど見返さぬまま日々が過ぎていた。 ちょっと日常が穏やかになった反動もあって、少しずつ整理し始めてる。 もう二度と見かえさないだろう記事は削除。タイトルとか…

SAKEROCKの「SAYONARA」

SAKEROCK、名前は知ってたけど聞いたことはなく。メンバーに星野源がいたことを知らず。解散したことも全く知らず。 一昨日の夜中にYouTubeのおすすめリストに出てきて、それからこの曲をリピし続けてる。止まらない。 トロンボーンの音色が気持ちいい。 MV…

こうばしい日々 | 江國香織(新潮文庫)

本当に久しぶりにこの本を手に取った。再読するのは多分6、7年ぶりくらい。三度目。 こうばしい日々 (新潮文庫)作者: 江國香織出版社/メーカー: 新潮社発売日: 1995/05/30メディア: 文庫 クリック: 10回この商品を含むブログ (35件) を見る 初めて読んだ高校…

TOPKAPIのインド刺繍トート

あるブログを読んでたら、久しぶりに「TOPKAPI」の単語を見つけた 私ここの鞄が大好きで、財布や通勤鞄はここのを使ってたこともあった 懐かしくなって、商品ページへ行ったら、新しいライン「インド刺繍・A4トートバッグ」ができてた 表が布刺繍で、裏側が…

フルタイムライフ | 柴崎友香(河出文庫)

新入社員の10か月を淡々と描いた小説。 読み始めたときは、「あっやばい、つまらないかも」って思いがさりげなく頭をよぎったんだけど、読み進めてみればさすが柴崎友香、終盤は本の中に吸い込まれるようにして読んだ。 フルタイムライフ (河出文庫)作者: 柴…

極寒のサンクトペテルブルク 総括

少し予想だにしない出来事があったり、想像以上に寒くてたまらなかったり、思い返せばいろいろなことがあったサンクトペテルブルク旅行だったけれど、それでもやっぱり楽しかった。それに尽きる。 自分の選んだ季節は真冬ど真ん中だったけど、結果的には正解…

極寒のサンクトペテルブルク 5日目(2016.01.10)

極寒のサンクトペテルブルク最終日。この日は帰るだけの日。 空港に向かうまで 宿泊していたゲストハウスから空港まではタクシーで1時間弱。タクシーはゲストハウスのフロントに頼んだ。 タクシーが到着するのは4時過ぎ。という訳で、色々荷造りとかあって起…