コーヒー3杯

紙の日記が苦手だから。

映画魂

マーサの幸せレシピ(2002年/ドイツ)

大学5年目を迎えてた8年前のある日の午後、たまたまテレ東で放送してたのを観た。 ちょうど就活がまったくうまく行かず腐りきってた頃。 折れてる自分に寄り添ってくれるようなこの作品に、救われた気持ちになった。 夏休みをとっていた金曜日の午後、今度は…

屋根裏部屋のマリアたち(2010年/フランス)

主役ジャンを演じたファブリス・ルキーニは、「PARIS」や「しあわせの雨傘」でもおなじみ。 マリアはナタリア・ベルベケ。私は初めて見た女優。美人! 他にスペイン人家政婦仲間で、アルモドバル作品常連のカルメン・マウラやロラ・ドゥエニャスも顔を見せる…

フランス、幸せのメソッド(2011年/フランス)

原題は「Ma part du gâteau(お菓子の分け前)」で、ズバリ「幸福の分け前」というタイトルだと思うんだけど、邦題が映画とかけ離れて意味わからなくなってる。 「猫が行方不明」「家族の気分」「スパニッシュ・アパートメント」「PARIS」などを撮ったセドリ…

喜屋武エレンは「ホテル・ハイビスカス」の美恵子か!!

今年一番のヒットドラマ「あまちゃん」。 私の中で朝ドラ最大ヒットの「カーネーション」を超え、すっかり私も「あまちゃん」の虜です。 東京編に突入してしばらく経つけど、ずっとGMTの子たちが誰なのか気になってて、調べてびっくりした。 演技が抜群にう…

日陽はしづかに発酵し・・・(1988年/ロシア)

「オリガ・モリソヴナの反語法」を読んで、ソ連時代の強制移住をもう少し詳しく知りたいと思っていたら、早稲田松竹でこの作品が上映されるとのことで、早速観に行った。 たぶん「オリガ~」を読んでなかったら行かなかったね。 久しぶりの早稲田松竹。シネ…

自由戀愛(2005年/日本)

大正時代はハイカラさんとか、女学生のイメージ。 女性の自立がテーマとなり得た時代だからこそ、女学生がシンボルになって刷り込まれてるのかな。 でも、21世紀に入っても日本の女はまだ闘っているよ…。 お嬢様育ちで恵まれた世界にいる明子と、苦しい境遇…

ひみつの花園(1997年/日本)

1997年に公開されたこの作品。 私は山形のイチ中学生だったので、劇場ではなく、WOWOWの放送を待って観た。 そのとき録画したビデオは何度観たか知れない。 100回は観ていなくても、50回以上は観たと思う。 ビデオデッキを捨ててしまったので、この作品を5年…

ボルベール(2006年/スペイン)

「ボ~~ルベ~~ル」とペネロペが歌ったフリする歌うシーンが印象的な本作。 観るのは2回目で、タンゴの楽曲「Volver(帰郷)」ばかりに心奪われてしまった1回目と感想は異なった。 ペドロが描く作品群の系譜の中で「母」色がそこまで強くないような気がし…

扉をたたく人(2008年/アメリカ)

ポスターやDVDパッケージに映っているのは、地下鉄でジャンベをたたく初老の男。 「扉をたたく人」という邦題と、このジャケット写真で、まさか不法移民をテーマにした作品だなんて誰が思う。 9.11後に厳しくなったアメリカの移民規制。 とくにイスラム圏出…

風と共に去りぬ(1939年/アメリカ)

誰もが知る不朽の名作。この映画のスケールの大きさは現在の映画作品に見劣りしない。 語られるストーリーの壮大さ、そしてスカーレットのとんでもない個性に圧倒された。 4時間は長くない。 物語も何も知らず、この作品を観る前は、スカーレットは利発で聡…

桐島、部活やめるってよ(2012年/日本)

神木くんが出てなかったら、手に取らなかったな。 でも観てみたら、神木くん、どうでも良くなっちゃったな。 この作品、主役は神木君じゃないね。 桐島くんという男の子が部活をやめた、ただそれだけのことをキーに、男子同士のじゃれ合いや、女子同士のなれ…

リトル・ダンサー(2000年/イギリス)

日本では2001年に公開されて、その年の話題作となった作品。 ダンス映画ということで少し敬遠してたんだけど、大ヒットとなった理由は観ればわかった。 10年も観ずにいた自分は勿体ないな。 ビリーの家には強権的な父親と高圧的な兄、そして少し呆けた祖母。…

おおかみこどもの雨と雪(2012年/日本)

細田守監督の「時をかける少女」は観たことがあるんだけど、実はそれほどのインパクトを私は持たなくて。 「サマーウォーズ」をスキップしてるので、彼の作品を観るのは「時をかける少女」に次いで2作品目です。 おおかみこどもの雨と雪(本編1枚+特典ディス…

トイレット(2010年/日本 )

荻上直子監督の作品を観るのは何作目かと数えてみたらば、「バーバー吉野」「かもめ食堂」に続き、3作品目。 作品の中に漂う空気感は変わらないけど、作風がどんどん洗練されていきますね。 兄弟は、もたいまさこ演じるバーチャンを「バーチャン」と呼ぶ。こ…

男はつらいよ(1969年/日本)

「男はつらいよ」をはじめて観て、誰もが知ってる「寅さん」をはじめて体感した。 序盤、寅さんの田舎者丸出しのインチキ臭い、すさまじい低俗さ・図々しさに目を覆いたくなる。 でも次第に、愛嬌のある笑顔と暑苦しいまでの人情臭さ、豪快さと裏腹な小心物…

めぐり逢えたら(1993年/アメリカ)

トム・ハンクスとメグ・ライアンのラブ・ストーリー。 ふんわりと温かい、良い映画だった。 シカゴに暮らしていたサムは妻を癌で亡くし、寂しさから息子を連れてシアトルへ移住する。 新聞記者のアニーは、ボルチモアに住み、恋人と婚約したばかり。 サムが…

望郷(1937年/フランス)

アルジェリアのアルジェを舞台にした、ジャン・ギャバン主演作。 アルジェの旧市街カスパが妖しく映る。 ジャン・ギャバンの作品ははじめて観た。ニヒルな男だなー。 ペペが熱を上げるギャビーはマレーネ・ディートリッヒのような風貌。細眉は当時の流行か。…

招かれざる客(1967年/アメリカ)

キング牧師の「I have a dream」の演説は1963年のこと。 この作品が1967年に制作されたことに、ただ驚くばかり。 黒人のジョンと白人のジョーイ。二人を乗せたタクシーの運転手の顔を見れば、事の成り行きは冒頭から明白だ。 突進型のジョーイが台風を巻き起…

あなたが寝てる間に・・・(1995年/アメリカ)

最近はお母さん役ばかりしてるサンドラ・ブロックが女の子だったころの作品。 時代も物語も少し古いんだけど、サンドラの魅力は不変。かわいい! こん睡状態から目を覚ますと見知らぬ婚約者がいるなんて、一歩間違えば勘違い連鎖のホラーストーリーになりか…

おっぱいバレー(2009年/日本)

少年たちは、勝利よりもおっぱいが見たかった。 中学生(男子)はいつの世もまっすぐで、すけべで、あほだ。 おっぱいバレー [Blu-ray]出版社/メーカー: VAP,INC(VAP)(D)発売日: 2009/10/21メディア: Blu-ray クリック: 162回この商品を含むブログ (4件) を…

ローラーガールズ・ダイアリー(2009年/アメリカ)

今いるここは、本当の私の世界じゃない。 自分の居場所を自分で見つけようとしている女の子の、キラキラが瞬いてる映画。 ドリュー・バリモアの看板は必要ないかも。 ブリスが足をつっこんだローラーゲームは、年齢制限22歳からの大人の世界。 万年最下位の…

ラブ・アクチュアリー(2003年/イギリス)

何年か前に一度観てるけど、クリスマスな映画を観たくて再見。 登場人物がとにかく多いこの物語。 目を引くエピソードはいくつかあって、ヒュー・グラント演じる首相の恋と、コリン・ファース演じる作家の異国女性との恋は面白かった。 とくにコリン・ファー…

しあわせの隠れ場所(2009年/アメリカ)

黒人少年の単純なサクセスストーリーじゃなかった。 真の主役は、サンドラ・ブロック演じるリー・アンだね。 この作品の舞台は、テネシー州メンフィス。 居住地区も分かれており、この土地条件が物語のキーとなる。 リー・アンは白人が多く住む地区に住み、…

女はみんな生きている(2001年/フランス)

原題の「CHAOS(混沌)」に対して、この邦題はよくつけた!と言いたい。 どこにでもいそうな主婦エレーヌが、仕事も家庭も放り出して、襲われた女性・ノエミの世話に躍起になる姿は尋常じゃない。 ノエミを執拗に追い回す男たちから守ろうと必死になっている…

ウルトラ I LOVE YOU(2009年/アメリカ)

タイトルもイカれてるけど、主人公もイカれてる。 直球過ぎるメアリーが、コメディを超えてホラーに見えるから不思議。 スティーブと初めて会った晩の飛ばしっぷりにも驚いたけれど、火が付いたメアリーが始めるスティーブへのストーキングもすごい。恐ろし…

ショーシャンクの空に(1994年/アメリカ)

「名作」と評判だったが、なかなか手が出せなかったのは、小学生向けの推薦図書のような印象があったから。 「感動モノはごめん」と思っていたけど、観た後はいい意味で裏切られて、静かな幸福感に包まれた。 でも、今は何にも覚えちゃいないんだから、やっ…

(500)日のサマー(2009年/アメリカ)

チラシやポスターを見てた時はてっきり大学生の恋話だと思ってた。 まさか社会人の恋バナだとは。 キャラも話もそのまま日本に置き換えてもいいくらい。 何となくドリーミーな男の子と超現実主義で打算も働いてる女の子のやり取りに、ぎゅんぎゅんリアルを感…

天然コケッコー(2007年/日本)

事から帰ってきても眠れない。 HDDに撮ったままだったこの作品を何となく観始めて、結局最後まで見てしまった。 中学生時代に戻りたいなんて二度と思わないけど、中学生のきらきらに圧倒されてしまった。 声が低くてぼそぼそ喋る夏帆が好演。 顔は可愛くても…

ジェイン・オースティンの読書会(2007年/アメリカ)

アメリカでは読書会がブーム、といわれてもなかなかピンと来なかったけど、この映画を観て流行る理由がわかった気がする。美味しいものを食べて、本について語りあう。なんてしあわせ。 基本的に女の映画。 読書会に参加している女5人の右往左往する姿に思わ…

月の輝く夜に(1987/アメリカ)

80年代後半のニューヨーク。 この映画独特のものかもしれないけど、ニューヨークの街に人間味あふれる余裕があって印象的。 ロレッタ役のシェールの前髪には白髪が混じる。地味な服装だけど、無駄がなくスリムな体型。ヒールでさっそうと歩く姿がカッコいい…