コーヒー3杯

紙の日記が苦手だから。

極寒のサンクトペテルブルク 総括

少し予想だにしない出来事があったり、想像以上に寒くてたまらなかったり、思い返せばいろいろなことがあったサンクトペテルブルク旅行だったけれど、それでもやっぱり楽しかった。それに尽きる。 自分の選んだ季節は真冬ど真ん中だったけど、結果的には正解…

極寒のサンクトペテルブルク 5日目(2016.01.10)

極寒のサンクトペテルブルク最終日。この日は帰るだけの日。 空港に向かうまで 宿泊していたゲストハウスから空港まではタクシーで1時間弱。タクシーはゲストハウスのフロントに頼んだ。 タクシーが到着するのは4時過ぎ。という訳で、色々荷造りとかあって起…

極寒のサンクトペテルブルク 4日目(2016.01.09)

市場に行きたかったけど 蚤の市とか行きたかったけど、真冬の今は盛り下がっている時期なので断念。 なのでセンナヤ市場に足を向けた。M2線「сенная площадь(センナヤ・プロシャージ)」駅を降りてすぐ歩いた所にある。M4線「садовая(サドバヤ)」駅で降り…

極寒のサンクトペテルブルク 3日目(2016.01.08)

エルミタージュ美術館リベンジ この日は前日よりも1時間ほど早い、8時にはゲストハウスを出た。 さくっと地下鉄に乗って、エルミタージュ美術館 朝焼け手前の町。人通りもほとんど無い。 こういう時間に異国の町を一人歩くのは、思い返してみたら初めて。こ…

極寒のサンクトペテルブルク 2日目(2016.01.07)

朝イチでまずはエルミタージュ美術館へ 前日寝たのが夜中の1時過ぎだったから、この日確か起きたのは8時過ぎ。 支度をして外へ出たのが確か9時前だったと思うんだけど、朝日はまだ昇ってなくて薄暗い中をテクテクと歩いた。 朝ごはんをゲストハウス近くのカ…

極寒のサンクトペテルブルク 1日目(2016.01.06)

サンクトペテルブルクにふらりと一人旅してきたのは、もう三か月ほど前のこと。 記憶が少しずつ曖昧になって来てるけど、真冬のサンクトペテルブルクがとっても素敵だったから、少しここに記録しておきたい。 出発前のお話 とりあえず、私の今回の行きのフラ…

SMAPの「しようよ」を聞いている

気ままに暇な身の私(一応働いてる)。家に帰ればしなきゃいけないことも山積み(勉強とか)なのに、最近はSMAPの曲ばっかり動画サイトで聞きまくってて、しなきゃいけないことができてない。何で今さら…って自分でも思う。まさか私にこんな日が訪れるとは。…

本格小説 | 水村美苗(新潮社)

「嵐が丘」を読み終わってから、何としても「本格小説」を再読せねば、と思っていた。 数年ぶりに読み返したのだけれど、この本を読むと必ずこの小説の世界に引きずりこまれてしまって、読み終わってしばらくは放心状態になる。もう何度も読んでるのに読むた…

今年という年は…

芸能界なんてそんな興味もないんだけど、とにかく今年は驚くニュースが目白押しで、暇な身分としてはしらみつぶしにヤフーニュースを読んでしまうほどには腐っている。そんな中、飛び込んできた清原逮捕のニュースに絶句している自分。大してファンでも贔屓…

風と共に去りぬ | マーガレット・ミッチェル(新潮文庫)

昨年の年末から今年のお正月過ぎにかけて、一気に読み終えた「風と共に去りぬ」。 風と共に去りぬ (1) (新潮文庫)作者: マーガレット・ミッチェル,Margaret Mitchell,大久保康雄,竹内道之助出版社/メーカー: 新潮社発売日: 1977/06/03メディア: 文庫購入: 5…

嵐が丘 | エミリー・ブロンテ(新潮文庫)

「高慢と偏見」を読んでから私の中で古典に対する敷居が低くなったこともあり、長年読まねば読まねばと思いながら後回しにし続けてきた「嵐が丘」をやっと手に取った。我ながらいいタイミングだったと思う。結果として、私のこの作品に対する印象はあまり良…

神様はじめました

子どもに紹介されて、気が付けば最近リピしてる一曲。2012年リリース。 最初アニソンと思って軽く聞いてたんだけど、歌詞とかメロディとか癖になる感じ。

私の読書の伴走者たち

今年は例年になく、本を読んだ年だった。 日本語に没頭すると今使っている外国語を忘れそうな気がして、年の前半は読書から離れていたけど、夏以降は我慢できなくなって何やかんやで月に2冊以上は読んでいた。 これまでと今年の読書生活が違ったのは、読んだ…

両成敗でいいじゃない

ゲスの新曲。期待せずに聞いてたのに、気が付けばじわじわ来る。 ゲスの詞はいつも大体良いんだけど、今回は少し切ないメロディに乗って終わりつつある二人の姿が見えた。 優しい詞を書くな、って思った。きっと聞くタイミングによっては、私は涙してしまう…

「ブリジット・ジョーンズの日記」第三弾のキャスト写真が出た

「ブリジット・ジョーンズの日記」の新作話はここ数年出てはいたけど、都市伝説だと思ってた。 気が付いたら撮影開始されてたし、今朝Twitterで新作キャストの画像(雑誌の表紙)も見つけて、ビックリ。「Bridget Jones IS BACK!」のテキストにやはり信じら…

今年読んだ本ベスト3

今年は例年よりも沢山本を読めた。ここに記してない本もあるので、それも含めてまとめてみたい。 去年までこんなことしなかったけど、ここの記録が増えるにつれて、どんどん一つ一つの記憶が薄くなってるので、とりあえず今年分をまとめて総括したくなった。…

今年見た映画4本

今年見た映画はわずかに4本。これも忘れてしまうので簡単に記録しておく。 この4本は全て飛行機に乗った時に見た。日本に帰って早く映画が見たい…。 マリーゴールド・ホテル 幸せへの第二章 そもそも第一章を見てないので、ちょっと基本設定がわからなかった…

今年見たドラマ3本

今は海外にいることもあって、時々日本のテレビ番組が無性に恋しくなる。暇ができた今年の夏以降はYouTubeでドラマを結構見た。シリーズものを一気にどーんと。 ここ数年、連ドラとか追いかけて見たのなんて「カーネーション」と「あまちゃん」(いずれも朝…

ほぼ日手帳がなくても生きて行ける

師走に入ってすでに10日。 いつだって年の瀬は今年の総清算とやって来る新年の準備に追われるもの。 毎年同じことを繰り返しながら、来年も再来年もきっとバタバタとしているのだろうなって思う。 この季節になると、いつも欲しくなるのが新しい手帳。 手帳…

高慢と偏見 | ジェイン・オースティン(ちくま文庫)

昨日から読み始めて、一気に上下巻読み終えてしまった「高慢と偏見」。 昨日も書いたけど文句なく面白かった。 高慢と偏見(上) (ちくま文庫)作者: ジェイン・オースティン出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2013/08/02メディア: Kindle版この商品を含むブ…

まさか今更の「高慢と偏見」

何となく魔が刺して、ジェイン・オースティンの「高慢と偏見(上)」を昨日Aamazonで電子書籍で買ったのだった。 高慢と偏見(上) (ちくま文庫)作者: ジェイン・オースティン出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2013/08/02メディア: Kindle版この商品を含むブ…

おばあが逝ってしまった

とうとうおばあが逝ってしまった。 「おばぁ」の愛称で親しまれた沖縄芝居を代表する俳優で、テレビや映画でも活躍した平良とみ(たいら・とみ)さんが6日未明、死去した。87歳だった。 -----中略----- 同年、中江裕司監督が沖縄を舞台に、二つの世代の愛…

ギャルソン!

(私の描くグッとムービー)玉村豊男さん「ギャルソン!」| 朝日新聞(2015年12月4日) まさかこの連載で「ギャルソン!」を取り上げる人がいるとは思わなかった。 でも久しぶりにこの作品名を聞いて、懐かしくなってまた見たくなった。 小粒だけどすごく気…

膳場アナの去就

芸能ネタであれなんだけど、今朝「TBS膳場アナ、「NEWS23」来年3月末降板へ「育児に専念したい」| スポーツ報知」の報道を見てビックリした私。 NEWS23は筑紫さんが亡くなってからリニューアルされて、音楽もスタジオも妙に明るくなってから、ほと…

カブールの燕たち | ヤスミナ・カドラ(早川書房)

アフガニスタン・カブールで生きるということ。 この作品はタリバンが支配していた時代の様子を肌で感じることができる。 そんなに厚くない本だから一気に読んだ。 追い詰められたときには、男よりも女が強い。 カブールの燕たち (ハヤカワepi ブック・プラ…

Adeleのhelloを聞きながら

先日のこの記事を読んで、Adeleの最新作はそんなにヒットしているのだと知った。 アデルの新作「25」がもたらした衝撃 | The Huffington Post Japan(2015年11月30日) 前作との間に4年もの歳月が流れて、私はその間にリリースが無かったことも知らなかった。 …

ヒュー・グラントの新作「Re:LIFE~リライフ~」

ヒュー・グラントの新作「Re:LIFE~リライフ~」が日本で公開されている模様。 ヒューの最近の姿を見ていなかったんだけど、正しく年をとっていて安心する。 昔の華奢で少したどたどしい感じは影をひそめた。 白髪が増え、顔の皮膚が垂れて、体にも丸みが増…

鶴見虹子が引退

鶴見虹子が去る。だいぶ昔から知っているから、まだ23歳という年齢には驚いた。 女子体操の世界選手権メダリストの鶴見虹子(こうこ、23)=日体大=が、28日に開幕する全日本団体選手権(東京・代々木競技場)を最後に現役を引退する。来年のリオデジャ…

ウォール街の物理学者 | ジェイムズ・オーウェンウェザーオール(早川書房)

ここしばらくは小説を読んでたんだけど、振り戻しのように頭がノンフィクションとか理系関係を求めてたので、この本をセレクト。 ウォール街の物理学者作者: ジェイムズオーウェンウェザーオール出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2014/04/01メディア: Kindl…

朝ドラのヒロイン

「あさが来た」で何となく感じていた違和感を、言葉にしていた方がいた。 NHKは独自のドラマ枠があるので、長い間ずっとあらゆる時代の強い女を描いてきたけど、結局現代になっても男女平等にはまだ遠い。 意識的に「性別」を意識しない段階にたどり着くには…