ウォール街(1987年/アメリカ)
2010年に何と続編が作られているようだけれど、私が見たのは1作目。
80年代後半のニューヨーク。野心のある若手証券マン。有名な大物やり手の金融マンと関係を持つことになり、彼は次第に道を外してゆく。
金融の話はちょっと敬遠してたとこがあったんだけど、面白かった。
今見た方がカネの痛みを知ってる分、感情移入もできたかな。
この作品、人間を撮ろうとするからカメラと俳優の顔が近い。
アップばかりではないけど、時にぐるりとカメラが回り込みながら顔を撮る。
口より目がモノを言う、とばかりにセリフ外の感情があちこちに見えた。
ゲッコーは、この間見た「チャイナシンドローム」のときのダグラスとまた違い、狡猾な雰囲気がよく出ていた。
シーンの間にふっと映るN.Y.のカットが、まさしくニューヨーク!の風景ばかり。憧れる。
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ウォール街
1987年/アメリカ
原題:Wall Street
監督:オリバー・ストーン
出演:マイケル・ダグラス、チャーリー・シーン