コーヒー3杯

紙の日記が苦手だから。

今年見た映画4本

今年見た映画はわずかに4本。これも忘れてしまうので簡単に記録しておく。
この4本は全て飛行機に乗った時に見た。日本に帰って早く映画が見たい…。

マリーゴールド・ホテル 幸せへの第二章

そもそも第一章を見てないので、ちょっと基本設定がわからなかったんだけど、特に問題なかった。この作品を見てたら無性にインドに行きたくなった。

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還暦をとうに過ぎても、まだ恋をしてるホテルの住人達はかっこいいな、って素直に思った。ジュディ・デンチは80歳とは思えないほど綺麗だ。
実はリチャード・ギアが出てたから見始めたんだけど、気づいたら私の目はデーヴ・パテールに釘つけ。私にとっては「スラムドッグ$ミリオネア」以来のデーヴ・パテール。やっぱりカッコいいなー。結婚式のダンスも素晴らしかった。もう30近くなったのかと思いきや、何とまだ25歳……。

日本公開は2016年3月の模様。

マリーゴールド・ホテル 幸せへの第二章
2015年/イギリス
原題:The Best Exotic Marigold Hotel2
監督:ジョン・マッデン
出演:ジュディ・デンチビル・ナイマギー・スミス、デーヴ・パテール、リチャード・ギア



アリスのままで

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認知症の症状があっという間に進んでいく過程に唖然とした。
「ラストはどうなるのかな」と気になって見つづけたけど、意外と爽やかな終わり。
アリスの人生は続くけれど、家族のひとつの納得が最後にはあった気がする。

アリスのままで
2014年/アメリカ
原題:Still Alice
監督:リチャード・グラツァー、ワッシュ・ウェストモアランド
出演:ジュリアン・ムーアアレック・ボールドウィンクリステン・スチュワート



きっと、星のせいじゃない

設定の重さと裏腹に爽やかな主人公二人が好演。この作品を見て、私の中にアムステルダムへの憧れが生まれたのは少し秘密。

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端的に言えば少女マンガみたいなラブ・ストーリーなのに、二人の少し客観的で冷静な視点と屈託のない素直さが、作品を子供じみた雰囲気に陥るのを防いでる。途中の予想もしなかった展開にはびっくりしたけど、最後には一筋の光が当たるような気持ちの良い作品だった。
オーガスタス、かわいいかったなー。彼をもっと見てたかった。
私は日本語吹き替えで見たんだけど、日本語を当てた声優さんの声も良かった。母親役でローラ・ダーンも出てる。

きっと、星のせいじゃない
2014年/アメリカ
原題:The Fault in Our Stars
監督:リチャード・グラツァー、ワッシュ・ウェストモアランド
出演:シャイリーン・ウッドリー、アンセル・エルゴート、ローラ・ダーン



6才のボクが、大人になるまで。

少し前の話題作。うちの母が「久しぶりに良い映画みた」っていってた作品。

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私の印象は案外あっさりだったんだけど、なにかで誰かが「男の子を育てた母親が見るべき映画」みたいなことを書いてて、確かに私にはまだ息子はいないし、私の母にはすごく響いた作品だったのかな、と思った。私も子供ができたら見返してみようかな。

12年をリアルに追った作品だけあって、12年後の姿にはいくつか驚きがあった。母親役を演じたパトリシア・アークエットの体重変動と、父親役のイーサン・ホークが私が彼を知ったころとほとんど変わらない容姿だったこと。うまく言えないし、よくわからないんだけど、時間を経ることに対する感動があった。メイソン役のエラー・コルトレーンは子供時代あんなに可愛かったんだから、12年後もうすこし格好良くなってもよかったのに…とも思った。

6才のボクが、大人になるまで。 [Blu-ray]

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6才のボクが、大人になるまで。
2014年/アメリカ
原題:Boyhood
監督:リチャード・リンクレイター
出演:エラー・コルトレーンローレライ・リンクレイター、パトリシア・アークエットイーサン・ホーク