2020年に見た映画まとめ
もう2021年だしと思ったけど、人間の記憶ほど不確かなものはないのでやっぱり記録しておく。全体的に東アジアな2020年であった。 以下34本。(★は劇場にて鑑賞)
- パラサイト(2019/韓国)★
- ラストエンペラー(1987/イタリア・中国・イギリス)
- 再会の食卓(2010/中国)
- 唐山大地震(2010/中国)
- 八月のクリスマス(1998/韓国)
- 初恋のきた道(1999/中国・アメリカ)
- その名にちなんで(2006/アメリカ・インド)
- 妻への家路(2014/中国)
- 北京ヴァイオリン(2002/中国)
- タクシー運転手(2017/韓国)
- 20歳よ、もういちど(2015/中国・韓国・台湾)
- 在りし日の歌(2019/中国)★中国社会の変化とともに、寄り添いながら何とか生きてきたヤオジュンとリーユンの30年。この2人の静かな優しさと強さに唸る。
- 花のあとさき ムツばあちゃん(2020/日本)★
- 雲のように風のように(1990/日本)
- ボルベール(2007/スペイン)
- 冬冬の夏休み(1984/台湾)
- ストーリー・オブ・マイライフ(2019/アメリカ)★
- さらばわが愛 覇王別姫(1993/香港)
- 最高の花婿(2016/フランス)
- オアシス(2002/韓国)
- ありえないほどうるさくて近い(2012/アメリカ)
- モフれる愛(2019/中国)
- 愛しの故郷(2020/中国)★
- 花様年華(2001/香港)
- マリッジ・ストーリー(2019/アメリカ)2020年に見た作品の中の激押し。現代版クレイマー・クレイマーという人もいるけど私は別物だと思うよ。クレイマー・クレイマーは夫側の視点が強い作品だけれど、本作は夫婦がそれぞれ互いを再発見する。互いに苦しみながら到達した平和的な未来は、苦かった。
- スパイの妻(2020/日本)★将校役の東出昌大が良かった。蒼井優が女優賞に結構ノミネートされてるけど、今回のお芝居、私は少し苦手だったな。演技が言葉遣いに振り回されているような感じがあった。
- サニー 永遠の仲間たち(2012/韓国)
- THE CROSSING ~香港と大陸をまたぐ少女~(2018/中国)★香港と深圳を行き来して学生生活を送る少女のひと夏のお話。犯罪うんぬんより、ペイとハオが次第に親密になっていく過程が一番印象に残ってる。
- 藍色夏恋(2002/台湾・フランス)28を見た直後だったから、また三角関係か、、、!?と思ったけど、こっちは全然違う三角関係。初恋の相手がそれぞれ違うとわかってから目が離せなくなった。ラストのモノローグで私の胸はいっぱいになった。
- 麻薬王(2018/韓国)近現代史をある程度頭に入れないと東アジアの映画は面白くないよね、、、と改めて思う(反省)。賢い医師生活の3人の医師が登場。ぺ・ジュナもいた。
- ザ・コール(2020/韓国)
- ジョゼと虎と魚たち(2003/日本)
妻夫木聡が好演。彼が演じた、調子が良くてちょっと気が小さくてずるい男の子って今も昔もいるけれど、今は作品の主人公にはなりづらいキャラクターな気がする。そういう意味でも時代性を感じたり。なぜかいま、この作品がアニメになって劇場公開されてるようだけど、映画作品とは異なり主役二人のハッピーエンドになっているようでとても衝撃を受けている。やはり時代なのか。 - ひとつの太陽(2019/台湾)
- 詩季織々(2018/日本)
全体的にトーンが甘くて好みじゃなかったんだけど、一番気になったのは父ちゃん母ちゃんの設定で、中国の父母は本当にあんなキャラなのかい?日本の古い父ちゃん母ちゃんの設定の焼き直しではないのか、、、と一気に興ざめ。