読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

コーヒー3杯

紙の日記が苦手だから。

あの娘と自転車に乗って(1998年/キルギス)

キルギスのことを知りたくて、本や映画を漁っている最近。
「あの娘と自転車に乗って」がキルギス映画と知ってから、あわてて探した。
地元のTSUTAYAにはなく、SHIBUYA THUTAYA で見つかって、いそいそと借りてきた。
実はこの作品、私が高校の頃に公開されて存在は知ってたんだけど、中国作品と勘違いしてたんだよな…。

f:id:towaco:20150327225618j:plain

原題の意味は「養子」だそうで、養子として育った男の子ベシュケンビールの思春期の1ページを丁寧に追った作品。
悪友たちとのやんちゃぶり、気になる女の子、村の広場でかかる映画、母と父、常にベシュケンビールを気にかけている祖母。
セリフなんてほとんどないけど、それが逆に日常を錯覚させて、家の居間で寝ころびながらキルギスにトリップした気分になる。

祖母がなくなって、涙ながらに弔辞を述べたのはベシュケンビール。
ひとつ皮を脱ぎ捨てて大人になった瞬間。
彼のスピーチに涙していたお母さんと同じ思いで私も画面を見つめた。

赤子を迎え入れる儀式、村人たちの生活、お葬式とキルギスの一風景を知ることができたのも良かった。
ただほとんどセピア画面なのが…。キルギスの大自然を鮮やかな色彩で見たかった!!

あの娘と自転車に乗って
1998年/キルギス
原題:Beshkempir/The Adopted Son
監督:アクタン・アリム・クバト
出演:ミルラン・アブディカリコフ