コーヒー3杯

紙の日記が苦手だから。

2011-01-01から1年間の記事一覧

ザ・ホークス~ハワード・ヒューズを売った男~(2006年/アメリカ)

「ウソから出た真」という言葉があるけれど、この映画はウソがウソを超えてウソに飲み込まれる物語。 ひとことで言えば大ぼら吹きの話。でも実話。 ハワード・ヒューズ、という人は初めて知った。 ハワードから送られてくる書類までは現実か。それともすでに…

シルビアのいる街で(2007年/スペイン・フランス)

ストラスブールの街を、男が女を探して歩く。 白い夏の光が差す街の中を、赤のアクセントが効いている。 先を歩く女の服は赤、後をつける男のかばんも赤(このかばんが超かわいい)。 おじさんの引くキャリーバックや、女性の口紅、少年の持つ花の色。あちこ…

雨に唄えば(1952年/アメリカ)

名作をまた一本観た。 映画がサイレントからトーキーへ変わる時代、役者の求められるものにも変化があったことがこの作品から知れる。 声色。演技力。顔だけではダメな時代が始まった瞬間。 「雨に唄えば」に限った話じゃないけれど、この時代の作品は映画の…

納まりきらない年末

本日が仕事納め。 今年から働き始めた会社には納会もない。 ふつーに仕事を終えて何事もなく帰宅する。デスク廻りくらい掃除してくれば良かった。 年末のビールが恋しいよ。 はてなブログが本日から一般利用開始。 試しに作ってみたけれど、うむむむむ。シン…

東京フィルハーモニー100周年第九特別演奏会@みなとみらいホール

母が今年めでたく佐渡裕教に入信したので、彼が指揮するクリスマスの第九を聞きにみなとみらいまで。 オケが実はあまり聞き慣れなくて、かつ第九をそれほど知らずに聞きに行ってしまった。 ちょっと消化不良なのは、こちらの問題と思う。 音楽にぐーっと集中…

時を超えて

物入れの奥から、3,4年前に買った黒いブーツを引っ張り出す。 今なら私にも履きこなせそうな気がして。 でも、何とカビだらけ。クリームとストッキングでごしごし磨いたら一応元通りに。 んー、ただやっぱり今年も履きこなせないかも。形はお気に入りなんだ…

トランスアメリカ(2004年/アメリカ)

NYからLAへ、アメリカならではのロードムービー。 しぶしぶ息子をNYへ迎えに行くくだりは何か強引なんだけど、そっから先が面白い。 LAへ帰る旅ではなく、気づけば互いを知る旅、父は自身の見た目の性からの決別の旅となる。 主演のフェリシティ・ハフマンが…

クラッシュ(2004年/アメリカ)

舞台はLA。LAで暮らす人々の民族・人種差別、憎悪、偏見を描いた群像劇。 多民族国家アメリカが抱える問題点を、音楽に乗せて少々ロマンチックに描いた感じ。 9.11後、の影響も少なからずあるのかな。 エピソードはそれぞれきれいにまとまって、連なりも破綻…

今年もあと10日

来年へのカウントダウンが始まっている。 いつになく年末への実感が薄い。本当に今年が終わるんだろうか。 映画監督の森田芳光氏が死去。 信じられない思いだけれど、もう61だったのですか。 映画『家族ゲーム』(1983年)で脚光を浴びた森田芳光監督が、20…

幸せですか

以前の職場の先輩たちとアフターヌーン・ティーへ。 場所は新宿パークハイアットの最上階「ピーク・ラウンジ」。 めったに行かないような場所で、久しぶりに女4人で気兼ねなく話す。 ちょこちょこと小さな軽食を常につまみ、ガバガバと一年分くらいの紅茶を…

綴り字のシーズン(2005年/アメリカ)

ほんわかファミリー映画かと思ってたら、まさかの家族崩壊が待っていたとは。 スペル・コンテストなるものを初めて知る。 日本で言うと何だろう?形態はだいぶ違うけど、漢検?? ストーリーは単純なんだけど、ところどころわかりづらい。 ジュリエット・ビ…

ネットワーク(1976年/アメリカ)

テレビの視聴率に振り回される、テレビマン達の悲劇。もしくはブラックジョーク。 テレビ、というよりテレビを囲む人たちが化け物。 狂気と紙一重なのだけれど、すごく面白い。 自分は女だからか、紅一点のダイアナばっかり追いかけちゃった。 ダイアナは始…

うまく行かない土曜日

忘年会はいつにない下降路線で自己嫌悪。

アイドル、かくの如し@本多劇場

久しぶり過ぎる本多劇場に、今日はお休みを取って母と。 下北は相変わらずごちゃごちゃしてるけど、平日だからか人は少なめ。 還暦過ぎのおばちゃんとランチする店が見つからない…。 舞台は芸能事務所を取り巻く人々のお話。 どこにでもいそうな「本間」「古…

また月曜日

うっすらとした憂鬱に包まれる月曜日の朝を抜けて、無事に一日働いてきた。

背徳の囁き(1990年/アメリカ)

警官 対 警官。種別としてはサスペンス。 ぐんぐん展開に引き込まれる。面白い。 リチャード・ギアはやっぱり悪役が良い。 背徳の囁き [DVD]出版社/メーカー: パラマウント ジャパン発売日: 2005/03/25メディア: DVD クリック: 5回この商品を含むブログ (9件…

ラフマニノフ ある愛の調べ(2007年/ロシア)

ラフマニノフの史実に基づきつつ創作も含まれた、1880年代〜1920年代をざくっと描いた作品。 ラフマニノフの基本知識があったほうが、物語は理解できるんだろうな。 私は残念ながら持ち合わせなかった。 彼の妻となるナターシャが、この作品の裏の主人公と言…

10年ひとまわり

大学時代の友人たちと横浜駅ポルタにある「トラットリア ヴィア・パルテノペ 横浜」でランチ。 10年前は確か横浜イタリア年だかで、このレストラン付近にイタリアン料理店が乱立してたけど、残ったのはここだけみたい。 8人くらいでアラカルトオーダー。 前…

今日はボーナス

棒にナスってゆー下らない洒落を思い出すような、不意打ちに近いボーナス支給日でした。 今日のニュースはダントツで真央ちゃんだった。

寝不足の末

日曜日ぐーたらして体を動かさなかった祟りか、夜眠れず。 今日は仕事にならなかった。 パーマ、落ちた。

コットンクラブ(1984年/アメリカ)

舞台は1920年代後半より1930年代前半、ニューヨークのハーレム。 主人公はギャングたちの抗争に巻き込まれ、ギャングの女ヴェラと恋して、気が付けばハリウッドの新星になる。 同時進行で、黒人タップダンサーがスターへと昇り詰める過程も描く。 コットン・…

インドア日和

晴れてたけど、出かける気にならず。 綺麗な夕焼けの終わり。

卒業(1967年/アメリカ)

名作、名作と言われて未見でした。 カメラワークが素晴らしく一つ一つのカットを追っかけてるだけで楽しい。 影が濃くて画面から映画ならではの湿度がにじみ出てる。 映画の匂い、映画の空気が漂う。画面を見てるだけで嬉しい。 が、しかし脚本がいただけな…

第8回鎌倉アルプス・トレイルランニング大会

第8回鎌倉アルプス・トレイルランニング大会にボランティアで参加してきた。 前日から雨という予報だったから中止になるかと思いきや、概要を読むと「雨天決行」だったっていう…。 朝4時50分に起きて、5時半に家を出る。午前7時前には港南台のスタート会場…

何となく息切れ

今日は歌舞伎町のタイ料理屋「バンタイ」へ。 からーい!でもうまーい!で、満足ほくほく。 もっと体調がよかったら、と思ってやまない。 帰り道、歌舞伎町を小学生くらいの子供がオーバーブレードで爆走。どこの子だ。 バンタイジャンル:タイ料理住所: 新…

テロル | ヤスミナ・カドラ(ハヤカワepiブック・プラネット)

主人公はアラブ系イスラエル人アーミン。職業は外科医。 美しい妻と共に不自由ない生活を送るが、ある日テルアビブで起きた自爆テロ事件で人生が一変する。 テロル (ハヤカワepiブック・プラネット)作者: ヤスミナ・カドラ,藤本優子出版社/メーカー: 早川書…

パーマかけた

3年ぶりにパーマをかけた。 気づけば、10年前にあこがれてたアニーヘアに…! 美容院でだらだら読む雑誌の中の「SPUR」にジョニー・ウィアーを発見。 ホットパンツで素足にパンプス。 フェミニンジョニー。 試合復帰はしないのかなー?

ミスター・グッドバーを探して(1977年/アメリカ)

ダイアン・キートン、聞いたことある名前だと思ったらウディ・アレンのパートナーか。 リチャード・ギアは、意外とはまり役と思った。 カトリックの厳格な家庭に育った女性教師テレサの、自立の物語と私はとらえたのだけれど。 自分探し、とは書きたくない。…

ある秘密 | フィリップグランベール(新潮クレスト・ブックス)

1950年代、パリ。 主人公の少年の家族には秘密がある。 苗字を変えた、というくだりから少年の家族が元は異邦人であることに気付く。 時代と記憶が紡ぐのは、ヴィシー政権下のパリで何が起きたかということ。 簡潔だけど濃密な文章が、静かに緊張感をあおる…

Shall we ダンス?(1996年/日本)

本家をBSプレミアムでやっていた。 アメリカ版と少々雰囲気が違う。 共感度で言えば断然こちらに軍配が上がる。 1995年作品なので出演者のファッションやら見た目が多少古臭いものの、ストーリーには全然違和感なし。 わざとらしくなく、でもほんの少しのフ…