コーヒー3杯

紙の日記が苦手だから。

2012-01-01から1年間の記事一覧

招かれざる客(1967年/アメリカ)

キング牧師の「I have a dream」の演説は1963年のこと。 この作品が1967年に制作されたことに、ただ驚くばかり。 黒人のジョンと白人のジョーイ。二人を乗せたタクシーの運転手の顔を見れば、事の成り行きは冒頭から明白だ。 突進型のジョーイが台風を巻き起…

あなたが寝てる間に・・・(1995年/アメリカ)

最近はお母さん役ばかりしてるサンドラ・ブロックが女の子だったころの作品。 時代も物語も少し古いんだけど、サンドラの魅力は不変。かわいい! こん睡状態から目を覚ますと見知らぬ婚約者がいるなんて、一歩間違えば勘違い連鎖のホラーストーリーになりか…

おっぱいバレー(2009年/日本)

少年たちは、勝利よりもおっぱいが見たかった。 中学生(男子)はいつの世もまっすぐで、すけべで、あほだ。 おっぱいバレー [Blu-ray]出版社/メーカー: VAP,INC(VAP)(D)発売日: 2009/10/21メディア: Blu-ray クリック: 162回この商品を含むブログ (4件) を…

ローラーガールズ・ダイアリー(2009年/アメリカ)

今いるここは、本当の私の世界じゃない。 自分の居場所を自分で見つけようとしている女の子の、キラキラが瞬いてる映画。 ドリュー・バリモアの看板は必要ないかも。 ブリスが足をつっこんだローラーゲームは、年齢制限22歳からの大人の世界。 万年最下位の…

ラブ・アクチュアリー(2003年/イギリス)

何年か前に一度観てるけど、クリスマスな映画を観たくて再見。 登場人物がとにかく多いこの物語。 目を引くエピソードはいくつかあって、ヒュー・グラント演じる首相の恋と、コリン・ファース演じる作家の異国女性との恋は面白かった。 とくにコリン・ファー…

しあわせの隠れ場所(2009年/アメリカ)

黒人少年の単純なサクセスストーリーじゃなかった。 真の主役は、サンドラ・ブロック演じるリー・アンだね。 この作品の舞台は、テネシー州メンフィス。 居住地区も分かれており、この土地条件が物語のキーとなる。 リー・アンは白人が多く住む地区に住み、…

女はみんな生きている(2001年/フランス)

原題の「CHAOS(混沌)」に対して、この邦題はよくつけた!と言いたい。 どこにでもいそうな主婦エレーヌが、仕事も家庭も放り出して、襲われた女性・ノエミの世話に躍起になる姿は尋常じゃない。 ノエミを執拗に追い回す男たちから守ろうと必死になっている…

ウルトラ I LOVE YOU(2009年/アメリカ)

タイトルもイカれてるけど、主人公もイカれてる。 直球過ぎるメアリーが、コメディを超えてホラーに見えるから不思議。 スティーブと初めて会った晩の飛ばしっぷりにも驚いたけれど、火が付いたメアリーが始めるスティーブへのストーキングもすごい。恐ろし…

ショーシャンクの空に(1994年/アメリカ)

「名作」と評判だったが、なかなか手が出せなかったのは、小学生向けの推薦図書のような印象があったから。 「感動モノはごめん」と思っていたけど、観た後はいい意味で裏切られて、静かな幸福感に包まれた。 でも、今は何にも覚えちゃいないんだから、やっ…

(500)日のサマー(2009年/アメリカ)

チラシやポスターを見てた時はてっきり大学生の恋話だと思ってた。 まさか社会人の恋バナだとは。 キャラも話もそのまま日本に置き換えてもいいくらい。 何となくドリーミーな男の子と超現実主義で打算も働いてる女の子のやり取りに、ぎゅんぎゅんリアルを感…

30歳になった

30歳はもっとずっと先だと思ってた。 20歳になったときのような興奮はない。 自分が30歳になったことよりも、自分の同級生や同期が次々と30代を迎えてることの方に驚いてる。 時間はいつだって、容赦ないな。 この10年、自分の中で変わったことは、自分の欲…

安藤美姫、今季欠場

安藤美姫は、今季欠場を発表した。 2005年あたりから追いかけてきたけど、今度の今度は本当に潮時じゃないかと思っている。 輝けるキャリアに影が落とす今回の決断に、私は同情しない。 コーチ不在の問題じゃない。彼女の目標が全然見えない。 競技の世界に…

天然コケッコー(2007年/日本)

事から帰ってきても眠れない。 HDDに撮ったままだったこの作品を何となく観始めて、結局最後まで見てしまった。 中学生時代に戻りたいなんて二度と思わないけど、中学生のきらきらに圧倒されてしまった。 声が低くてぼそぼそ喋る夏帆が好演。 顔は可愛くても…

ジェイン・オースティンの読書会(2007年/アメリカ)

アメリカでは読書会がブーム、といわれてもなかなかピンと来なかったけど、この映画を観て流行る理由がわかった気がする。美味しいものを食べて、本について語りあう。なんてしあわせ。 基本的に女の映画。 読書会に参加している女5人の右往左往する姿に思わ…

8月が終わる

怒涛の7月を駆け抜けて、気が付けば8月が終わる。 この間、私は何をしていたかというと 新居への引っ越し 発表会 久しぶりの残業地獄 があった。 独身ながら家を買い、その手続き等々で6・7月をめまぐるしく過ごし、7月の末に引っ越し。 その後は仕事に追い…

月の輝く夜に(1987/アメリカ)

80年代後半のニューヨーク。 この映画独特のものかもしれないけど、ニューヨークの街に人間味あふれる余裕があって印象的。 ロレッタ役のシェールの前髪には白髪が混じる。地味な服装だけど、無駄がなくスリムな体型。ヒールでさっそうと歩く姿がカッコいい…

アバウト・ア・ボーイ(2002年/イギリス)

10年前の夏に、イギリスからの帰りの飛行機で流してたこの作品 字幕なしで意味がわからぬまま、紙芝居のように画像を追いかけてた記憶しかないんだけど、今回観終えて、やっと宿題を終えた感じ。 「地に近い」というヒュー・グラント演じるウィル。 軽薄で浅…

エイプリルの七面鳥(2003年/アメリカ)

主演は今話題のケイティ・ホームズ。 彼女の名前はゴシップでしか知らなかったからびっくり。女優業で十分活躍してたんじゃん! エイプリルが七面鳥料理作りや、オーブン探し(これがメイン)に悪戦苦闘する。 癖のあるアパートの住人達、偏屈な家族たち、素…

グロリア(1980年/アメリカ)

冒頭、カメラはニューヨークの摩天楼を映す。ツインタワーはまだ健在だ。 何となく雑然とした雰囲気、熱気が街に漂っている70年代後半のニューヨークの姿。 線をひいたような細眉(当時の流行?)と強い横顔。 銃を鞄に忍ばせて、ヒールで駆ける。スカートは…

ノッティングヒルの恋人(1999年/アメリカ・イギリス)

有名なこの作品をやっと観た。 90年代版「ローマの休日」・・・なるほどね。 スタート地点から、何となく映画に乗り遅れた。アナがウィリアムの書店で本を購入するところまではいいんだけど、ウィリアムがなぜアナに恋をしたのか、がわからなかった。 おかげ…

ブリジット・ジョーンズの日記 きれそうなわたしの12か月(2004年/アメリカ・イギリス)

彼氏ができただけじゃ、ハッピー・エンドじゃなかった・・・! 「第二弾はどんな話で来るんだろう」と思ったけれど、ブリジットもほかの登場人物も相変わらず。 レニーは前作以上に太った感じ。手をパタパタさせて走る姿が重みを感じさせる。さすがの女優魂…

モーリス(1987年/イギリス )

NHKでイギリス映画を連発で放送してる。・・・オリンピックですか。 25年前の作品。デジタルがすごいのは、フィルム痛みが見えず、25年という歳月もまるで感じさせないところかもね。 20世紀初頭の雰囲気になじめず、出だしから乗り遅れる。 面白くなったの…

ブリジット・ジョーンズの日記(2001年/アメリカ・イギリス)

少し昔に巷で話題になった「負け犬の遠吠え」より前に、ロンドンに負け犬がいた。 公開された10年前、かなり宣伝してて名前も知ってたけど、私を素通りしていった作品。 果たして何が面白いのか。どこに共感するのか。正直、設定に全然ぴんと来なかった。 あ…

3年

今日はマイケル・ジャクソンの命日だそう。 あれから3年たった。 もう3年もたった? 期しくも、政権が代わってから3年。 こちらは常に慌ただしく、時は嵐のように去った気がする。(失われたと言ってもいい) まだ3年だっけ? 向こう3年の風景はいかに。

6月が終わる

大学時代の友人の一人が、海外青年協力隊でヨルダンに行くという。 その選択内容じゃなくて、彼女の決断力に驚いた。 自分も昔、強烈に青年海外協力隊に憧れていた時期があった。 それでも何もして来なかったのは、本当は本気じゃなかったからかな。 自分は…

ペリカン文書(1993年/アメリカ)

「ペリカン文書」といえば、思い出すのは「花金データランド」。花金の映画ランキング入りの思い出しかありません。 ジャンルとしては、サスペンスになるかしら? ジュリア・ロバーツ演じるダービー・ショウが殺し屋に追い回される前半は面白かった。 でも、…

モンドヴィーノ(2004年/フランス・アメリカ)

「モンドヴィーノ」を観ると、無性にワインが飲みたくなる。 ワインに求めるものは何のか、消費者としての立ち位置も問いただされた感じ。 グローバリゼーションの波がワイン業界を覆い、歴史あるフランスワインもイタリアワインも気が付けば、大手資本の傘…

レインマン(1988年/アメリカ)

自閉症の兄との交流を描いた作品。 これまたロードムービー。今年何本目だろ。 ロードムービーが発達するアメリカの広大さに、いつもくらくら。 自閉症はこの映画にとって一つのキーワードであるけれど、でも本当はそんなことはどうでもいい。 生まれてすぐ…

ふらりんこ

疲れまくリー。 慶応のTOIEC講座はもうしばらく行ってない。 自学のほうが効率がよいと気づいてしまった。(ああ、参萬円が・・・) 7月に、はじめてのTOIEC受験してみるつもり。 単語覚えようとしても、どうも脳みそがザルみたいで全然覚えられない。 大学…

アムステルダム | イアンマキューアン(新潮クレストブックス)

中年男二人。濃密な友情の行きつく先は。 アムステルダム 新潮クレストブックス作者: イアンマキューアン,Ian McEwan,小山太一出版社/メーカー: 新潮社発売日: 1999/05メディア: 単行本 クリック: 19回この商品を含むブログ (17件) を見る 1999年の小説。 名…