コーヒー3杯

紙の日記が苦手だから。

チャイナ・シンドローム(1979年/アメリカ)

赤毛と水色の目元がすごいインパクトのジェーン・フォンダマイケル・ダグラスは若い!

f:id:towaco:20150318021008p:plain

隠ぺいされた原発事故の真実を世に明るみにしようとするテレビクルー、キャスター、原発所主任。新しい原発を建設しようとしている建設会社は何としても、それを阻止しようとする。 さて結末は?

3.11前に観ていたら確実に私の中を素通りしていたに違いない作品。 今は危機感が圧倒的に迫ってくる。 1979年の作品だが、今もその危険性は変わらない。

怖いのは原発そのものよりも、原発の閉鎖性だ。 安全性を失った瞬間に情報が遮断され、関係者以外が身動きを取れなくなる。 誰のために、原発は稼働しているのか。 知らされない恐ろしさは、何にも勝る。

チャイナ・シンドローム
1979年/アメリカ
原題:The China Syndrome
監督:ジェームズ・ブリッジス
出演:マイケル・ダグラスジェーン・フォンダジャック・レモン