レインマン(1988年/アメリカ)
自閉症の兄との交流を描いた作品。
これまたロードムービー。今年何本目だろ。
ロードムービーが発達するアメリカの広大さに、いつもくらくら。
自閉症はこの映画にとって一つのキーワードであるけれど、でも本当はそんなことはどうでもいい。
生まれてすぐに生き別れた兄弟の、絆を育む物語。
エピソードが沢山含まれている脚本も素晴らしい。
チャーリーとレイモンドの一挙手一投足が、丁寧に描かれる。
人生の一発逆転を狙ったラスベガスのエピソードは全部好き。
ベガスを出る朝、レイモンドに運転をさせるところとか、すごくいい。
皆の気持ちがふわーっと一体になる瞬間。幸せな瞬間が画面に広がってほっとする。
トム・クルーズって名前聞いただけでムズムズする俳優代表格だったんだけど、これ見て印象変わった。30年前はさわやか。綺麗な顔立ちがキラキラしてる。このキラキラどこ置いてきたの。
ダスティン・ホフマン、この作品の演技が超高評価と噂では聞いてたけど確かに!すごいな。唸るな。この作品はダスティンがいて成り立ってる。
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レインマン
1988年/アメリカ
原題:Rain Man
監督:バリー・レヴィンソン
出演:ダスティン・ホフマン、トム・クルーズ、ヴァレリア・ゴリノ