コーヒー3杯

紙の日記が苦手だから。

2013-01-01から1年間の記事一覧

私の七年

今日は特に予定がなく、昨夜録画していたNHKの「28歳になりました」を見ていた。 1985年生まれの13人を7年ごとに追った記録ドキュメンタリー。 今年は彼らがちょうど28歳になる年。 何人かの21歳時代の映像に見覚えがあった。たぶん自分は7年前も同じドキュ…

海は荒れていた

会社の同僚と鵠沼へ体験サーフィンに行ってきた。 けれど、強風にあおられ本日の波は超荒波。 砂を巻き込んだ海はこげ茶色。初心者には非常に厳しいコンディション…。 案の定、波待ちの合間に海水を口と鼻からがぶがぶ呑んで、最後は風にあおられたボードを…

フランスは遠くになりけり

今日は退社後に久しぶりのフランス語喫茶へ。 ネイティブのフランス人会話に全くついて行けない。 思っていることや言いたいことが口をついて出てこない。単語も分からない。 やはり会話はスポーツ。使わないと、すぐにポンコツになる。 今日のフランス語会…

世間様は盆仕様

電車の中も客先も、新聞の暑さも盆仕様。自分はどうして働いてるのか。 会社の子と一緒に退社後、北新宿の飲み屋へぷらり。 ビストロみたいなところで、鶏肉のつまみと一緒に赤ワイン。 べらべら喋って楽しかった気もするけど、お互いスレスレのところで気遣…

河童が覗いたインド | 妹尾河童(新潮文庫)

最近手に取ったインド本の中では、一押し!! 河童が覗いたインド (新潮文庫)作者: 妹尾河童出版社/メーカー: 新潮社発売日: 1991/03/27メディア: 文庫購入: 6人 クリック: 112回この商品を含むブログ (66件) を見る ページいっぱいにびっしりと文字とイラス…

私のいる世界、か

私のいる世界「ひきこもり女子いろいろえっち」 はてブ1000超え、これからどこまで伸びるか。昼休みに読んで、久しぶりに震えた記事。 ここまで素直に率直に文章を書き、自分を的確に描写する潔さを持つ書き手はそうそう居ない。 6月からの記事を全部読んで…

もう8月だ

新居に越して何やかんやありながら1年が経過してた・・・。 去年までは隣の駅に住んでたけど、1年たってもまだ新しく地元になった駅に慣れない。 ラブホもホームレスもキャッチも、住宅街と隣接して共存している。 今年の夏も暑いね!

わが闇@KAAT

一部でケラの最高傑作とも言われていた本作、どれだけすごいのかと期待を膨らませ楽しみにしていた。 しかし、何と個人的には不発。興奮が沸点に達さぬまま、舞台は終幕してしまった。 つまらなくはない、しかし面白くもなかった。 ケラリーノ・サンドロヴィ…

屋根裏部屋のマリアたち(2010年/フランス)

主役ジャンを演じたファブリス・ルキーニは、「PARIS」や「しあわせの雨傘」でもおなじみ。 マリアはナタリア・ベルベケ。私は初めて見た女優。美人! 他にスペイン人家政婦仲間で、アルモドバル作品常連のカルメン・マウラやロラ・ドゥエニャスも顔を見せる…

フランス、幸せのメソッド(2011年/フランス)

原題は「Ma part du gâteau(お菓子の分け前)」で、ズバリ「幸福の分け前」というタイトルだと思うんだけど、邦題が映画とかけ離れて意味わからなくなってる。 「猫が行方不明」「家族の気分」「スパニッシュ・アパートメント」「PARIS」などを撮ったセドリ…

はるか戦火を逃れて | 中屋敷郁子(講談社)

今さらなんだけど「戦争広告代理店」を読んで、久しぶりにユーゴ紛争へ関心が向いた。 ボスニアとサラエボ、どっちが国名でどっちが都市名かわからなくなるような体たらくなんだけど、あのときのニュース映像を思い出すと脊髄反射的に思い出すのは、ユーゴ紛…

喜屋武エレンは「ホテル・ハイビスカス」の美恵子か!!

今年一番のヒットドラマ「あまちゃん」。 私の中で朝ドラ最大ヒットの「カーネーション」を超え、すっかり私も「あまちゃん」の虜です。 東京編に突入してしばらく経つけど、ずっとGMTの子たちが誰なのか気になってて、調べてびっくりした。 演技が抜群にう…

今日の話題

というか、昨日だけど。 『安藤美姫、出産してた』(デジタル朝日) 昨年こんなエントリを書いたけど、まさか妊娠して欠場してたとは。 しかし今起きてる一連の騒動を見てても、やっぱり感心しないんだよな。 出産はおめでたいんだけれど、未婚出産もOK!…

河童が覗いたヨーロッパ | 妹尾河童(新潮文庫)

河童氏がヨーロッパを旅したのは、1970年代半ば。 ロシアはまだソ連だったし、ドイツは東と西に分かれていた時代。 ホテルの間取図が延々と続く不思議な旅行記。 河童が覗いたヨーロッパ (新潮文庫)作者: 妹尾河童出版社/メーカー: 新潮社発売日: 1983/07/27…

英語に負けない

今夏のボーナスで、電子辞書を買った。インドはまた遠くなった。(あとは貯金の予定) カシオ 電子辞書 エクスワード フランス語モデル XD-N7200出版社/メーカー: カシオ計算機発売日: 2013/02/15メディア: オフィス用品購入: 1人 クリック: 6回この商品を含…

終生ヒトのオスは飼わず | 米原万里(文春文庫)

この人の著作をこの2~3か月余りで、バババババと読んだのだけれど、この作品は80年代90年代のエッセイと違い、死後刊行された本なので、ほかのエッセイ群と趣が少し異なる。 終生ヒトのオスは飼わず (文春文庫)作者: 米原万里出版社/メーカー: 文藝春秋発売…

祭りの場・ギヤマン ビードロ | 林京子(講談社文芸文庫)

自分にとって原爆と言えば広島が圧倒的で、長崎のイメージがほとんどないのだけれど、昔の新聞記事で何となく覚えていた名前の作家の作品を手に取って、読み始めると夢中になったのだった。 祭りの場・ギヤマン ビードロ (講談社文芸文庫)作者: 林京子,川西…

ニューヨークでがんと生きる | 千葉敦子(文春文庫)

ニューヨークは今も多くの人にとって、魅力的な場所なのかな。 この本は、このニューヨークに長年憧れてきたフリージャーナリストの著者が、1980年代前半に40にして単身移住してからの2年余りの記録。 乳がんを患っていたことから、大半はニューヨークでの闘…

アメリカ居すわり一人旅 | 群よう子(角川文庫)

群ようこの著作は2作目、10年以上ぶり。 「アメリカ」のタイトルだけで手に取って、非常に面白く読んだ。 アメリカ居すわり一人旅 (角川文庫)作者: 群ようこ出版社/メーカー: 角川書店発売日: 1991/01メディア: 文庫 クリック: 1回この商品を含むブログ (9件…

インド旅行記〈1〉北インド編 | 中谷美紀(幻冬舎文庫)

中谷美紀じゃなくて、インドに惹かれて、BOOK-OFFで手に取った。 表紙の青空がきれい。 インド旅行記〈1〉北インド編 (幻冬舎文庫)作者: 中谷美紀出版社/メーカー: 幻冬舎発売日: 2006/08メディア: 文庫購入: 2人 クリック: 83回この商品を含むブログ (136件…

TBS報道特集「光と音を失って・・・ある女子大生の葛藤と挑戦」

TBS「報道特集」で盲ろう女子大生のドキュメンタリー「光と音を失って・・・ある女子大生の葛藤と挑戦」を放送してた。 彼女は、目が見えなくても化粧をし、おしゃれをして外へ出る。 大学で授業も受けるし、一人暮らしにも挑戦する。 音と光を奪われた世界…

イライラ日和

1月に勃発した自宅マンションの施工ミス問題がまだ収まらない。 建設会社への不満も募るが、交渉を仲介してくれている不動産会社の偽証報告も発覚し、出先にも関わらず電話口で声を荒げてしまう。 自分が嫌いになりそう。 新●本●設の名前も見たくない。

日陽はしづかに発酵し・・・(1988年/ロシア)

「オリガ・モリソヴナの反語法」を読んで、ソ連時代の強制移住をもう少し詳しく知りたいと思っていたら、早稲田松竹でこの作品が上映されるとのことで、早速観に行った。 たぶん「オリガ~」を読んでなかったら行かなかったね。 久しぶりの早稲田松竹。シネ…

アメリカン・コミュニティ 国家と個人が交差する場所 | 渡辺靖(新潮選書)

アメリカは不思議な国だ。超合理的な面と超保守天気な面を持つ。 私はまだ一度もアメリカに行ったことがないんだけれど、外側から眺めていると一様じゃなくて掴みどころのない国だとつくづく思う。 文化人類学者の渡辺靖氏がアメリカの9つのコミュニティを訪…

オリガ・モリソヴナの反語法 | 米原万里(集英社)

ただいま絶賛米原万里ホリックにかかっている私。 「嘘つきアーニャの真っ赤な真実」で描かれた、米原女史のチェコ時代に着想を得ているこの作品、読まぬわけにはいかぬ。 1960年代にチェコ・プラハで、志摩が通っていたソビエト学校には、謎の教師オリガ・…

自由戀愛(2005年/日本)

大正時代はハイカラさんとか、女学生のイメージ。 女性の自立がテーマとなり得た時代だからこそ、女学生がシンボルになって刷り込まれてるのかな。 でも、21世紀に入っても日本の女はまだ闘っているよ…。 お嬢様育ちで恵まれた世界にいる明子と、苦しい境遇…

ひみつの花園(1997年/日本)

1997年に公開されたこの作品。 私は山形のイチ中学生だったので、劇場ではなく、WOWOWの放送を待って観た。 そのとき録画したビデオは何度観たか知れない。 100回は観ていなくても、50回以上は観たと思う。 ビデオデッキを捨ててしまったので、この作品を5年…

米原万里の「愛の法則」 | 米原万里(集英社新書)

「嘘つきアーニャの真っ赤な真実」を読了後、さっそくこの本を手に取る。 彼女の講演をまとめたもの。 話し言葉の彼女を感じたくて、一気に読んだ。 米原万里の「愛の法則」 (集英社新書 406F)作者: 米原万里出版社/メーカー: 集英社発売日: 2007/08/17メデ…

嘘つきアーニャの真っ赤な真実 | 米原万里(角川書店)

米原万里、という人をはじめて知ったのは、数年前の彼女の訃報によって。 長い間手に取らず来てしまった本をようやく。 いろんな人に長年語り継がれるだけあって、いやー面白かった!! 嘘つきアーニャの真っ赤な真実作者: 米原万里出版社/メーカー: KADOKAW…

ロング・グッド・バイ | レイモンド・チャンドラー(早川書房)

「ロング・グッド・バイ」= 「長いお別れ」。 村上春樹にハマった高校時代に読んだ作品群のなかに、この本の名前があった気がする。 てか、彼の大好きな作品の一つだったはず。 ロング・グッドバイ作者: レイモンド・チャンドラー,村上春樹出版社/メーカー:…